将来について

西暦2000年問題というものが世間を騒がせて久しいが, あと 25 年もすると 西暦2038年問題が待ち構えているという.

これは, コンピュータにおける時刻の表現方法として, 内部的に西暦1970年1月1日0:00:00 (この時刻はUNIX エポックという通称がある) からの経過秒数 (閏秒などは無視) を用いていることに問題があるようだ. UNIX エポックから 231 秒 (およそ 21 億秒) が経過すると, コンピュータ内部ではおよそ 21 億秒という扱いにしてしまうのが問題となる.

前述の西暦2000年問題や, 西暦2025年問題 (通称、昭和100年問題. 元号が変わっただけでは解決できないもの) についてはソフトウェアの修正だけで済む話ではあるが, 西暦2036年問題 (NTP などに発生する, 西暦1900年1月1日0:00:00 からの 232 秒経過するときに発生しうるもの) や,
西暦2038年問題を解決するにはハードウェアや通信プロトコルの変更を余儀なくされる. これらの問題は自分がまだ健在のときに発生しうる問題であるので, 早いところ解決してほしい.

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