組閣

さて, 国民の目線でと所信表明演説でも各所の発言でも口にしているこの文言.
果たして守られるのか…
「国民」の前に「日本の」とつけばいいのだが,
ともすれば, 日本のことを敵国と見なしている
中華民国の」とか,
大韓民国の」とか,
あまつさえ「朝鮮民主主義人民共和国の」とつけたほうがしっくりくると思うのは余りに穿った見方なのだろうか.

以下, 組閣人事に対する不安をつづる. 杞憂に終わればいいが…
人名は全て敬称略です.

鳩山 由紀夫 内閣総理大臣
ご存知友愛の人. バブルがはじけた中国,
資本家の餌になっている韓国を救うこと自体を止めはしないが,
二国間援助は絶対にしないでほしい.
やるなら絶対に IMF
を通してほしい. そうしないと貸し倒れになるのは目に見えているから.
菅 直人 内閣法第九条の第一順位指定大臣(副総理)
国家戦略担当 内閣府特命担当大臣 (経済財政政策・科学技術政策)
年金未納大臣ですね… 経済政策と福祉政策は切っても切れない縁.
一種のパレート最適問題と見なせばよいものか.
消費税は上げないと大見得を切っている以上,
経済政策の立ち回りは相当に厳しいものであろう.
リーマンショックの傷も癒えていない現在, 果たして責務を果たせるのか…
原口 一博 総務大臣 内閣府特命担当大臣 (地域主権推進)
今ならまだ間に合う.
電波の使用料を下げるならテレビ放送局ではなく携帯電話事業者にして欲しい.
今やテレビの視聴者よりも利用者が確実に多い携帯電話の料金の
値下げが進むような方策を.
千葉 景子 法務大臣
今回の組閣人事のどす黒いところ. 何せ,
在日韓国人政治犯釈放の要望書に署名していることや,
二重国籍の推進, 人権擁護法案の推進,
死刑廃止論などの,
デリケートな話題を一気に左巻きな方向に持っていく可能性が高い.
法務大臣の思惑通りに進むと国家としての日本の信頼が間違いなく失墜する.
国民の目線に立つなら, せめて死刑廃止論だけは撤回して欲しい.
死刑囚に税金で飯を与えるようなことはあってはならない.
岡田 克也 外務大臣
基本, アジア中国寄りの思想の人.
福田康夫内閣のときもそうだったが,
中国に擦り寄るとろくなことがおきないことは歴史が証明している.
日本の国力が弱くなる予感…
藤井 裕久 財務大臣
官僚は切り捨てるものではなく使いこなすもの.
この信念は唯一認めていいところ.
実際に法律なんてほとんど閣僚が作っているようなものだし.
ただ, 緊縮財政に走るのは間違いないから麻生内閣でやっと回復の兆しを見せてきた景気を大きく後退させる可能性が高い.
個人的にはどうせならどん底に落としてもらって民主内閣を解散させて欲しいところではあるが.
(そうしてたまった国民の預金を次の内閣が使わせるように支援して景気回復!
となればいいが, 現実はそこまで甘くはないか…)
川端 達夫 文部科学大臣
パチンコ産業と余りにもつながりが強すぎる大臣.
パチンコは裏で南北朝鮮との資金のつながりがあるとされている.
そのような人に文部科学大臣をやらせるのかと…
しかも, 日韓議員連盟にも加入しているから,
教科書に韓国の事実 (韓国人には「捏造」に見えるもの) は載せないようにするだろう.
とりわけ, つくる会の教科書の認可を出さないようにしそうだ.
長妻 昭 厚生労働大臣 年金改革担当
ミスター質問主意書. とはいえ,
立法に結びつくような質問主意書はほとんどないとされる.
官僚に不必要に残業させる一因となっていたが,
大臣になってからは自身が質問 (という名の追及) を受ける立場になる.
年金問題には力を入れてくれそうだが,
消えた年金問題はそもそも
菅直人が厚生大臣だったときの杜撰な管理が原因なのだから,
そこに何処まで踏み込めるのかが焦点となるか.
赤松 広隆 農林水産大臣
外国人参政権付与の立場を一貫してとっている人物.
果たして農政ではどのような立場をとるのか.
日本の農業生産に打撃を与えるような
FTA の提携
(特に質より量(と危険な農薬)で攻める中国)
だけは避けて欲しいところではあるが…
直嶋 正行 経済産業大臣
車産業出身. マニフェストのひとつとなっている CO2 25%
削減に関する対策にどう関わってくるか…
麻生内閣のときは自国での 20% 削減を達成可能な形として
明確なビジョンを打ち出してきたが,
中国から排出権を買うようなまねだけは絶対にやめて欲しい…
前原 誠司 国土交通大臣 内閣府特命担当大臣 (沖縄及び北方対策 防災)
そもそも, 沖縄ビジョン (沖縄県を中国に委譲)
を掲げている民主党に沖縄対策を任せられるのか
ということを抜きにしても,
若手だけに小沢一郎の影響を受ける可能性が高い.
前原本人はまだ民主党内部においては現実的な路線を考えていると思うが,
この点ががネックになる…
小沢 鋭仁 環境大臣
この人も民主党の例に漏れず外国人参政権推進の立場の人.
環境大臣としての能力は現時点では判断しかねるが,
環境のことを考えるなら, 強烈なグレア,
騒音を出すパチンコについて規制をしてくれるでしょう (棒)
北澤 俊美 防衛大臣
情報が少なくて特にコメントは出来ないが,
日本教職員組合の左巻きの方の教育を多分に受けているようで…
平野 博文 内閣官房長官
情報が少なくてコメントが出来ない…
ただ, ライブドア偽メール問題のメールの証拠能力について早くから見抜いていたようであり,
その眼力がどう生かされるかが注目.
中井 洽 国家公安委員会委員長 拉致問題担当
小沢グループの一員だから, 少なくとも経済制裁を解除して,
代わりに拉致問題を解決するように求めることだろう.
ただ, 相手がまともな返事をするわけがないというのは重々承知しているはず.
そこをどう扱うのだろうか.
亀井 靜香 内閣府特命担当大臣 (金融) 郵政改革担当
右派, 左派両方の内閣において大臣を勤めたことのある数少ない人物.
ただ, 郵政民営化反対の立場をとっている以上,
また国営に戻すつもりなのだろうか.
例えば ATM
の時間外手数料を無料にしつつ,
ゆうゆう窓口などの国民に優しい対応が出るようになったのも
民営化の恩恵のはずなのだが.
正直に言って, 郵政事業を国営化して今の内閣の管理下におかれるならば,
郵貯銀行に預金するメリットが大きく消えると思うのだが…
福島 瑞穂 内閣府特命担当大臣
(消費者及び食品安全 少子化対策 男女共同参画)
今回の組閣人事のどす黒いところその 2.
現役の社会党社会民主党党首.
社会主義国が崩壊していく大国を見ているにもかかわらず,
社会主義を標榜する思想の持ち主に正当な判断が出来るはずがない.
そもそも, この人を大臣にする意図がまったく分からない.
社会主義者なんだから,
機会平等ではなく利益平等 (つまり, 結果に至る過程を無視)
を無理やり進めようとするのは目に見えるわけで…
仙谷 由人 内閣府特命担当大臣 (行政刷新) 公務員制度改革担当
この人も外国人参政権を推進する立場の人物.
公務員制度改革担当ということは,
公務員に外国人採用枠を設ける気満々だろう.
現在のところ, 一部の地方自治体 (川崎市などの政令指定都市を含む)
にそのような枠があるが,
間違いなく国家公務員にもそのような枠を設けるようにするだろう.
少なくとも, 公権力の行使には関われないように壁は残すべきだとは思うが…

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