将棋棋士の藤井聡太氏が現役中学生として初の五段昇段を決める

5人目の中学生将棋棋士として有名となった藤井聡太氏が2月1日付で五段昇段を決めた. 将棋棋士は四段昇段後からプロということになるが, 現役中学生がプロ棋士の五段に昇段したのは史上初である. なお, 最年少記録の塗り替えではない (早生まれの加藤一二三氏が最年少記録: 当時は規定を満たしても年度が替わるまで原則として昇段しなかった).

なお, 藤井聡太五段には最年少六段の記録を狙う機会がまだ残っている.
2018年中に条件を満たす機会が残っている棋戦と昇段条件は次のとおりである.

  • 第11期朝日杯将棋オープン戦 (2018年2月17日) で優勝すると六段以下の棋士に限り段位が1つ昇段 (執筆時点で準決勝進出)
  • 第66期王座戦 (2018年9月頃) タイトル挑戦者になると五段以下の棋士に限り段位が1つ昇段 (執筆時点で二次予選進出)
  • 第44期棋王戦 (2018年9月頃) タイトル挑戦者になると五段以下の棋士に限り段位が1つ昇段 (執筆時点では予選対局待ち)
  • 第31期竜王戦 (2018年12月頃) 今期で4組昇級を果たすと連続昇級により段位が1つ昇段 (執筆時点で昇級まであと3勝)
  • 第68期王将戦 (2018年12月頃) タイトル挑戦者になると五段以下の棋士に限り段位が1つ昇段 (執筆時点では予選対局待ち)

なお, 歴代の最年少昇段記録は次のとおりで合っているはず. (誤りがあればコメントで指摘願います)

将棋の最年少昇段記録
段位 記録保持者 昇段日 昇段時年齢 昇段理由
四段 藤井聡太 2016年10月1日 14歳2か月 第59回(2016年度前期)三段リーグ1位
五段 加藤一二三 1955年4月1日 15歳3か月 順位戦C級1組へ昇級 (第9期(1955年度)順位戦C級2組西組1位)
六段 加藤一二三 1956年4月1日 16歳3か月 順位戦B級2組へ昇級 (第10期(1956年度)順位戦C級1組2位)
七段 加藤一二三 1957年4月1日 17歳3か月 順位戦B級1組へ昇級 (第11期(1957年度)順位戦B級2組1位)
八段 加藤一二三 1958年4月1日 18歳3か月 順位戦A級へ昇級 (第12期(1958年度)順位戦B級1組2位)
九段 渡辺明 2005年11月30日 21歳7か月 竜王位2期

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